何でもない日のコインランドリー
週末の朝、洗濯物を抱えて近所のコインランドリーへ行った。 家の洗濯機では洗いきれない毛布や冬物の上着は、やっぱりここが頼りになる。 店内は思ったより静かで、洗濯機の回る音が一定のリズムで聞こえる。 待ち時間はベンチに座ってスマホを見たり、持ってきた本を読んだり。 「洗濯を待つ時間」なのに、不思議と気持ちはゆっくりしている。 乾燥が終わって取り出した洗濯物は、ふんわりしていて少し温かい。 この瞬間が、コインランドリーを使っていて一番好きかもしれない。 家に帰ったら、洗濯物をたたんで、こたつに入って猫と少し遊ぶ。 部屋は暖かくて、猫はのんびりしていて、洗濯物はきれい。 特別なことはないけれど、こんな何でもない時間が、今日一日をちょうどよく締めくれる。 コインランドリーは、そんな日常の一部になっている。